職歴の書き方

転職者の場合、採用選考で最も重視される情報のひとつが職歴です。企業の採用担当者は、「応募者の実務経験や知識がどの程度あるのか?」「応募者に経験が自社に役立つのか?」ということを職歴から読み取ろうとします。

ただ時系列に勤務した会社名を並べただけの履歴書は、「不採用にしてください」と言っているようなものです。どんな経験を積んできた応募者なのかが分からなければ、面接に進めるべきか判断のしようがないからです。

職歴の欄で最低限書かなければならない情報は、
・どういう業界、どういう企業でのキャリアがあるのか?
・どういう業務経験があるのか?
の2点です。

例として、営業の場合、ルートセールスでも医療業界と印刷業界での経験ではまったく違います。所属した企業の事業内容やその会社でやってきた業務内容を書くことによって、貴方の経験を理解してもらいやすくなります。

ですから○○銀行、○○証券など有名な大企業でない限り、会社名だけでなく、事業内容と業務内容を書きましょう。必要であれば、従業員数などの会社規模の情報も補足することをススメます。

また、業務内容についても配属部署や職種のほかに、具体的な担当業務を整理して記入するのが一般的な履歴書の書き方です。例などを参考に自分の経験を洗い出し、整理し、具体的に表現しましょう。

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キャリアがない人の職歴の書き方

20代の転職者たちの悩みとしてよく聞くのが「履歴書に書ける様な正社員勤務の職歴が少ないという悩みです。特に最近はフリーターも増えて、勤務経験はアルバイトだけというケースも珍しくはなくなって来ました。

企業の採用担当者が注目をするのは、何も正社員という雇用形態での経験だけとは限りません。とりわけ未経験者の応募も受け付けている会社なら、評価される経験の範囲は広いのが一般的です。1ヶ月でも真面目に働いた人と未経験者は違うはずです。

応募者が前職で経験したものが、業務に役立つものであれば評価されるケースも多々あります。雇用形態や期間にかかわらずに、応募先の業務に役立つ実務経験であれば自己アピールする価値があると考えるべきです。

また、書類選考に落ちる人の多くは、どんな応募先にも同じ履歴書を提出している場合が目立ちます。事実を記述する職歴欄は、皆同じように職歴を並べがちです。けれど1つの仕事にも多面性があるはずです。必要な知識や実務は広範囲に渡ります。同じ職歴でも応募先に合わせて考えれば、クローズアップすべき内容に違ってきると思います。

例えば営業畑を歩んで来た人の場合、同職種への応募であれば、営業スタイル、取り扱い商品、主要顧客先などの説明になると思いますが、一般事務職へ転身するのであれば、営業経験は簡単に記入し、エクセルやパワーポイントによる提案資料の作成や売上管理といった業務内容をクローズアップさせた方が良い場合もあります。

また志望する仕事が未経験でも、接客や顧客の対応、パソコンスキル、情報の収集や整理など応用できそうな経験な無いか?自分の職歴から少しでも応募先の仕事にマッチする知識や経験を洗い出してみましょう。アピールできる記述をしなければ履歴書に職歴を記入する意味もなくなってしまいます。

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免許・資格の書き方

履歴書に免許、資格を記入する際に、取得年月日に正式な資格名を記述するのが履歴書の基本的な書き方であることはご存知かと思いますが、記入する資格には2種類の考え方があります。

ひとつは、取得した資格は趣味関連のものも含めて漏らさずに書くことが評価に繋がるという考え方。もうひとつは、この欄には本来の業務に関連する知識や技術の免許や資格を書くという考え方です。

後者は、趣味やスポーツのライセンス等に関しては趣味・特技欄や健康欄に書きます。『免許・資格』欄ではあくまでも志望する業界や業務に関連したものを優先し、取得年度の新しいもの、内容や取得レベルの高いものを選ぶなど、全体のスペースやバランスを考えて取捨選択していきます。

例えば、仕事関連のモノでも、十数年も前に取得した「球算3球」などはあまり意味が無いかも知れません。そういった場合は省きます。但し、自動車運転免許は例外です。

また、抑えておきたいポイントとして、採用選考で有利となるのは難関の国家資格ばかりではありません。応募先の仕事に役立つものなら、数十時間の講習で簡単に取得できる技能検定なども評価されます。その他チャレンジ段階の資格でも、スクール通学やセミナー受講などもアピール要素となってきます。

同じ未経験者でも、単にインテリアに興味がある応募者と通信講座でインテリア初級コースを受講中の応募者では、基礎知識ややる気の評価がまったく違ってきます。虚偽の記述はできませんが、自分の価値を少しでも高めるために、客観的な情報提示をする努力と工夫はすべきでしょう。

退職により抹殺された業界資格、社内資格も同じです。所得、抹消の事実を書くことで専門知識のレベルを提示することができます。こうした記述は「その他特記すべき事項」の欄がない履歴書の書式の場合は『免許・資格』欄に注記しておくのが一般的です。

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扶養家族の書き方

現在は履歴書に家族構成欄が設けられていないフォームが多くなりました。理由としては「本人以外の個人情報を求めることは好ましくない」という見解を持つ企業が増えたからです。しかし、同じ家族に関する情報でも「配偶者の有無・扶養義務」「扶養家族数」については記入が不可欠です。

履歴書のフォームによっては、欄も小さく隅にあったりしますので記入漏れに注意しましょう。「配偶者の有無・扶養義務」「扶養家族数」については、採用後の社会保険関連の手続き、配偶者控除などの税金の手続き、家族手当などの待遇にと大きく関係をしてくるので大切です。採用選考を通過し、いざ内定となった場合に必要な情報を紐付きますので正確に記入します。

扶養家族関連の情報の書き方で注意する点は、共働きの配偶者の扶養家族となっている子供は自分の扶養家族に数えないことです。また配偶者が会社員の場合は配偶者の扶養義務は「無」となります。その他でも、パート勤務の年収によっては扶養家族にならない場合があります。扶養関連の情報の記入は間違えやすいので、しっかりと調べてから記入しましょう。

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健康状態・性格の書き方

履歴書の健康状態の欄の書き方は業務との関連を考慮します。業務に支障が起こる問題がなければ、一般的に「良好」「きわめて良好」と記入します。軽度の高血圧や腰痛などの生活習慣病は勤務に影響のないのであれば書く必要はありません。また、前職の退職理由が病気や怪我に起因する場合は、「現在は回復して問題はありません」ということを医師の意見を添えて記入します。逆に応募先の業務遂行に少しでも影響のある病気等については、事実に隠さずに書く必要があります。隠していて採用が決まった後、健康診断で疾患が発見され取り消される場合も考えられます。また、勤務時間内などに通院が必要な人はその旨を明らかにします。その際には「前職ではその分を休日出勤でカバーし、問題はありませんでした。」などの事実を書きフォローします。

▼履歴書の健康欄の書き方の見本(例)

『きわめて良好』

『きわめて良好(これまで病気での欠勤はありません)』

など。

▼性格欄について

履歴書の性格欄は、営業などへの適性をアピールする場合には積極的なところを強調しましょう。事務系の職種では、きちんとしていて丁寧に仕事ができる性格であることをアピールしましょう。性格欄の書き方のコツは志望業務につながる長所を記入しましょう。

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